フレッツ光が安くなる転用詐欺に騙されない！電話で4つの悪魔の手口

フレッツ光の詐欺が横行しています。NTTフレッツ光が安くなる！という売り文句で矢継ぎ早に電話口で一方的に話まくる営業電話が猛威を振るっています。フレッツ光の転用自体は詐欺でも何でもありません。

フレッツ光の詐欺？

フレッツ光の回線を各事業者が借りて、それにサービスを付加して月額料金を安くするというもので、ほとんどの場合は安くなるようです。ですが、この営業電話に詐欺の要素が含まれているので注意が必要です。

フレッツ光の転用詐欺で安くなる？

先ほど説明済みですが、フレッツ光を転用する事は特に詐欺でも何でもありません。結果的に安くなるのであれば、安くなるという点も詐欺ではありません。では、何が問題なのか？

手口1:NTTフレッツ光からの電話だと思わせる

フレッツ光の転用詐欺の一つ目の手口は、NTTフレッツ光からの電話だと思わせるです。営業電話は、フレッツ光が安くなります。と言って、まるでNTTからの電話であるかのごとく話始めます。

まともに名乗ることもなく、名乗ってもNTTであるかのごとく名乗るので電話に出た方は、NTTのフレッツ光からの電話だと勘違いしてしまうのです。これは、実際に電話に出た人にしか分からないかも知れませんね。

オレオレ詐欺が言葉巧みに騙すのと同じように、フレッツ光の転用を迫る営業電話も、まるでNTTの社員であるかのごとく勘違いさせて信じ込ませるのです。

NTTのフレッツ光から電話があって、安くなるという話であれば、信じて手続きをしてしまう場合が多いので、後で詐欺に騙された！となるので気をつけなければなりませんね。

手口2:プロバイダーの変更

フレッツ光の転用詐欺の二つ目の手口は、プロバイダーの変更です。フレッツ光の転用詐欺を仕掛けてくる営業電話は、安くなるという話でまともな説明は行いません。

内容を確認したいので、資料が欲しいと言っても資料はないと言い張ります。フレッツ光の転用を行うとプロバイダーが変更になります。

プロバイダーが変更になるので、今までと同じプロバイダーメールは使えなくなります。また、入っていたプロバイダーのサービスも同様に使えなくなります。

フレッツ光の転用先では、プロバイダーの解約は行ってくれませんので、プロバイダーの契約をそのままにしていると必要のないプロバイダー料金を払い続ける羽目になります。

それだけでなく、プロバイダーの解約についても、2年しばりなどがある場合が多いので、解約料金がかかります。安くなると言っていたのに、解約料金で結局高くなる場合も多いのです。

転用詐欺電話の営業はまともな説明はせず、安くなる点ばかりを強調するので、このような詐欺的な状況が発生するのです。時間をかけて、細かな説明をさせなくてはダメですね！

手口3:転用は戻せない

フレッツ光の転用詐欺の三つ目の手口は、転用は戻せないです。フレッツ光のホームページにも注意喚起がされていますが、転用は無料でも転用先からフレッツ光には無料で戻せません。

フレッツ光を再利用する場合には、新規の契約扱いになり、初期工事費用などがかかります。詐欺的な営業電話に騙されて、安易に転用すると戻せなくなって困りますよ。

安くなるなら、とりあえず試しに転用してみようという考えは捨てて下さい。転用先で何か問題が起こっても構わないという場合のみ転用を行うようにして下さい。

フレッツ光の転用では、同じフレッツ光の回線を使いますが、今までと同様の回線スピードが保証されるわけではありません。詐欺業者が借りている回線が混み合っていれば回線スピードが遅くなります。

これは、フレッツ光に直接電話で確認したので、間違いありません。また、転用を行う場合には、転用番号が必要でこれを使わなければ転用はできません。

詐欺的な営業電話だけで転用手続きができるという営業もいますが、フレッツ光に聞いたところ転用番号は必ず必要なので、契約者に契約情報を巧みに聞き出して、詐欺営業が違法に転用番号を入手するそうです。

また、先日受けた詐欺営業のやり口では、電話口からパソコンを操作させて、フレッツ光の転用番号を聞き出そうとします。この際に、フレッツ光のページ内で注意喚起のポップアップが出ますが、これもバツ印をクリックして消すように詐欺営業が指示をします。

フレッツ光の注意喚起のポップアップは、「光アクセスサービスへの移行(転用)のお手続きに関するご留意事項」とタイトルに書かれたものです。

ここには、NTT東日本やフレッツ光をかたって、光コラボレーション事業者の提供する光アクセスサービスへの切り替えや転用承諾番号」の取得が必要だと説明する不審な勧誘(訪問営業、電話営業、勧誘メールなど)にご注意下さい。と書かれています。

このような注意喚起をNTTフレッツ光が行うということは、フレッツ光に対し、フレッツ光の使用者から膨大な数の苦情が挙がっているからに違いありません。大手の会社は数件の苦情でこのような対応はしません。

尚、フレッツ光が2年契約になっていて、しばりがあればその期間に応じて解約手数料がかかるので、この点にも注意が必要です。

それから、フレッツ光を使っているとポイントが溜まって、使用料金やプレゼント交換などに使えますが、転用するとこれも使えなくなるので、この点も注意が必要です。

手口4:契約手数料や工事費

フレッツ光の転用詐欺の四つ目の手口は、契約手数料や工事費です。詐欺的な営業電話では、お金もかからず、すぐに安くなると言って話初めているのですが、実はお金がここでもかかります。

説明済みの様々な解約手数料だけでなく、契約手数料や工事費もかかります。詐欺的な営業電話では、安くなる事だけを強調して来るので、このようなお金が発生する話はしません。

ですが、転用の契約をすると後から、契約手数料が3,000円程度請求されます。後からそんな事は聞いていなかったと言っても、証拠もなく訴えるにも3,000円程度では元が取れずに泣き寝入りしかありません。

また、マンションなどでフレッツ光の回線が各部屋まで来ていない場合には、宅内まで回線を引き込む工事が必要になり、工事費用がかかります。これも詐欺的な営業電話で聞いていませんよね？

フレッツ光が安くなる転用詐欺に騙されない！4つの危険な悪魔の手口

フレッツ光が安くなると電話で勧誘する詐欺が横行しています。フレッツ光を使っている家庭に無作為に連絡をして、自社へ転用するように強引に話を進める迷惑行為なのです。その4つの危険な悪魔の手口を見て行きます！