てるみくらぶという会社を、報道を見て初めて知った人も多いのではないだろうか？このてるみくらぶは、格安ツアー会社として、1998年に設立された従業員130名を抱える会社である。
てるみくらぶって何？
このてるみくらぶが、2017年3月27日(月)に東京地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けたのである。これによって、てるみくらぶを利用している多くの人が詐欺にハマったような状態に陥っている。
てるみくらぶの会社概要
- 企業名：株式会社てるみくらぶ
- 住所：東京都渋谷区渋谷2-1-1 青山ファーストビル6F
- 設立年月日：1998年12月
- 城定区分：未公開
- 連絡先：03-3499-7555(平日10：00-17：00)
- FAX：03-3499-5600
上記の連絡先に電話をしても、コールはするが繋がりません。じゃあ、どうすればいいのか？てるみくらぶに連絡する手段は？というか、てるみくらぶに連絡したからと言って、まともにお金が返って来ません。なので、下記に相談しましょう。
てるみくらぶで予約した人は保障連絡先へ
てるみくらぶに電話しても繋がらないし、繋がったところでらちが明かないので、保障連絡先に連絡した方が良いです。保障連絡先も大変な状態になっていますが、てるみくらぶよりマシです。
一般社団法人・日本旅行業協会・弁済業務委員会事務局
- 電話：03-3592-1265
- 受付時間：9:30-12:00、13:00-17:30(平日のみ)
てるみくらぶの山田千賀子とは？
テレビで会見を行ったてるみくらぶの社長である山田千賀子とはどのような人物なのでしょうか？会見では、詐欺を働くつもりはなく、広告費がかさんで資金繰りが圧迫されてしまったと言っています。
山田千賀子の経歴
山田千賀子は、下記のような経歴です。
- 元添乗員
- 26歳の若さでてるみくらぶの役員に就任
- 31歳で代表取締役に就任
- （株）自由自在の代表取締役も兼務しており、この会社も格安旅行代理店
てるみくらぶの報道
てるみくらぶは、計画倒産なのか？報道の内容を聞くと詐欺的なんじゃないの？と思われる方も多いことでしょう。山田千賀子は、詐欺ではないと強く否定していますが、報道としては下記のような内容です。
東京地裁から破産手続き開始決定を受けた旅行会社「てるみくらぶ」は3月27日午前、東京都内で記者会見を開いた。山田千賀子代表取締役社長は「私の不徳のいたすところです。誠に申し訳ありませんでした」と謝罪した。また、財務内容が悪化した理由について、「一昨年の春から、新聞広告を打ちはじめたことによって、媒体コスト、経費がかさんだ」などと説明した。
同社の代理人の弁護士は、影響を受ける旅行客数や旅行客に対する負債がどうなるかについて、「かなり精査しているが、はっきりした数字は申し上げられない。正確な数字ではないが、（一般の旅行者に関して）約3万6000件、99億円あまりと試算している」と述べた。負債総額は、計約151億円という数字もあがっているという。
同社の販売したツアーをめぐっては、チケット代金を振り込んだにもかからず、発券できないといったトラブルが起きていた。記者から「詐欺ではないか」と問われると、山田社長は「詐欺をはたらくとか、毛頭考えておりません。お客さまに安くて良い商品をと思ってやってきました」と答えた。
引用元: てるみくらぶの山田千賀子
どうやら、若者向けのインターネット広告から、高齢者向けの新聞広告にシフトチェンジした為に、広告費がかさんで資金繰りが悪化し、破産に追い込まれたということのようです。
計画倒産なのかどうかは、これから明らかになって行くと思われますが、今のところ下記のように考えられます。
資金繰りが悪化し資金繰りが悪化しているにも関わらず、表面上は営業を続け、いくらかの売上代金を確保していた。その上でホテルや航空会社への支払いは行わずに倒産して、破産すれば基本的に債務はチャラになるという、被害者からしたら、なんだそれ！って感じですよね・・・
さぁ、ここからてるみくらぶがどうなって行くのか？あぁ、てるみくらぶは倒産か！破産しているので、どっかの会社が吸収しない限り、てるみくらぶの名前はなくなりますね！
せっかく、20年にもわたって続けて来た会社なのに、最後は破産して逃げていくという、てるみくらぶ！これから、どのような社会的制裁を受けるのか！
被害者たちからしてみれば、山田千賀子が泣こうが、わめこうが、どんな言訳をしたところで、金返せ！迷惑料払え！って話でしょうから、てるみくらぶに対して集団で訴訟を起こすかも知れませんし・・・
まだまだ、てるみくらぶの山田千賀子は逃げられないと思いますよ。だって、あれだけテレビで顔をさらして、ネットにも名前が載り、顔も載り、てるみくらぶの山田千賀子として何をされるかわかりませんよね？
被害者からしてみたら、てるみくらぶの山田千賀子がどんな言い逃れをしたとしても関係なく、こっちは被害者だ！って感じで、暴動が起きるかも知れません。
てるみくらぶの山田千賀子への怒りと恨み
法律で破産したら、それ以上、てるみくらぶの山田千賀子としても、てるみくらぶとしても、支払いは逃れられるのでしょう。ですが、被害者の怒りは収まりませんよ。
だって、払い戻しがあるのは、たった1%の額ですよ。10万円の金額を、てるみくらぶに払った被害者は、たった千円しか戻って来ないのです。これじゃあ、てるみくらぶの山田千賀子に対して怒りを覚えないわけがない。
法律で支払う必要がないからといって、てるみくらぶの山田千賀子が支払いを逃れると、てるみくらぶの山田千賀子は安全に道を歩けないでしょう。
何しろ恨みを買った被害者の数が膨大ですからね。テレビやネットにさらされたてるみくらぶの山田千賀子の顔は誰も忘れません。被害者なら尚更でしょう。
人は恩はすぐに忘れるかも知れませんが、恨みはそう簡単には忘れません。しかも、命を削って稼いだ大切なお金をだまし取られたも同然なのですから、てるみくらぶの山田千賀子を恨まない方がおかしいでしょう。
単に法律で守られているに過ぎないてるみくらぶの山田千賀子は、これからどうやって生きて行くのでしょうか？法的に罰せられなくても、社会的に罰せられた方が、てるみくらぶの山田千賀子としては生きて行くのは難しいでしょう。
逆に法的に罰せられた方が、てるみくらぶの山田千賀子としては楽かも知れません。その方が、結果的に身の安全が保障されるでしょう。
多くの人間を被害に遭わせた恨みの塊は、てるみくらぶの山田千賀子を襲うことになるでしょう。そういうことも考えて、てるみくらぶの山田千賀子は破産することを選んだのでしょうか？
もし、安易に破産を選んだとしたら、てるみくらぶの山田千賀子は社長になる器ではなかったと言わざるを得ません。世の中には、そんな人間が数えきれないほどいますが、今回の恨みを買った人数はものすごい数です。
何しろ、99億円分の人数ですからね！てるみくらぶの山田千賀子は、この恨みを一人で引き受ける事になるのです。どう考えても、てるみくらぶの山田千賀子ひとりが受け止められる恨みの量ではありません。
てるみくらぶの山田千賀子は、この危機を耐え抜けるのでしょうか？もし、耐え抜いて生き抜けるようであれば、てるみくらぶの山田千賀子は相当な人物だったと言えるでしょう。
問題のてるみくらぶですが、以前から評判が良くなかったという話が出ています。まぁ、会見の内容からしても、てるみくらぶの評判が良かったなどというのは、信じられませんよね！
そもそも、てるみくらぶの評判が良いなら、新聞広告を打たなくても、客から問い合わせが殺到して、自然とツアー客が集まります。てるみくらぶの評判が良くないから、新聞広告でセールをしなければならないのです。
格安ツアー会社はいくつもありますが、てるみくらぶのように他の会社もいつ潰れるかわかりません。現金一括で振り込むなどというのは危険極まりありません。てるみくらぶの手口のように、現金一括には気をつけましょう。
なぜ、破産間際にも関わらず、てるみくらぶは、現金一括の新聞広告を出し続けたのか？とっても、疑問に思いますよね。こんなことをするから、てるみくらぶが攻撃や恨みの的となるのです。
単に破産したのなら、仕方がないという人もいるかも知れません。ですが、てるみくらぶはそうではないのです。明らかに計画的に現金一括の新聞広告を出しているのです。
いうならば、てるみくらぶだけでなく、広告を掲載した新聞社にも責任があります。てるみくらぶが危険な状態にも関わらず、現金一括支払いをアピールする広告を載せたのですから当然です。
もし、てるみくらぶが広告掲載を申し込んでも、てるみくらぶの経営状態に問題があり、現金一括などという広告は載せられないと新聞社が断れば、少しでも多くの被害者を出さずに済んだのです。
ですから、てるみくらぶが最も悪いのですが、このような広告を許可して、載せてしまった新聞社にも責任の一旦があるのは当然でしょう。てるみくらぶの陰に隠れていますけどね・・・・
てるみくらぶに内定していた人たちを救う会社が出てきました。被害者ではありますが、危険な状態を察知できない人たちを受け入れるので、それなりの覚悟が必要ですね。
てるみくらぶの辛口レビュー！山田千賀子は詐欺を否定しているが？のまとめ
てるみくらぶという格安ツアー会社が破産手続きをした！てるみくらぶの山田千賀子は詐欺を強く否定しているが、報道された内容からは、誰もが疑問に思う部分が複数挙がっている。現金一括に騙された人々はどうすればいいのか？
